故人のネット証券口座(SBI証券・楽天証券等)の相続手続きの流れ

故人のネット証券口座(SBI証券・楽天証券等)の相続手続きの流れ

ネット証券口座は、紙の通知が届かないため、ご家族が存在に気づきにくいという特徴があります。60代・70代のネット証券利用者数は増加傾向にあるとされており、今後さらに相談が増えると見込まれる分野です。基本的な流れを整理します。

基本知識:ネット証券口座は「気づかれにくい」相続財産

SBI証券や楽天証券などのネット証券口座は、口座開設から取引まですべてオンラインで完結するため、紙の通知物が届かないケースが一般的です。そのため、ご本人が生前に伝えていない限り、ご家族が口座の存在自体に気づかないまま相続手続きの対象から漏れてしまう可能性があります。

具体的なトラブル事例(一般化した事例です)

故人のパソコンやスマホに残っていたメールから、ネット証券口座の存在に偶然気づいたという相談があります。また、口座の存在に気づかないまま相続手続きを終えてしまい、後になって証券会社から通知が届き、あらためて対応が必要になったという事例もあります。

今すぐできる対処法

①メールや郵便物から手がかりを探す
証券会社からの取引報告メールや、確定申告関連の書類などから、口座の存在に気づける場合があります。

②各証券会社の相続手続き窓口に連絡する
口座の存在が判明したら、各証券会社が定める相続手続きの窓口に連絡し、必要書類を確認しましょう。

③相続財産全体の一覧を作成する
他の相続財産とあわせて、ネット証券口座の情報を一覧化しておくことで、手続き全体の見通しが立てやすくなります。

専門家に相談すべきケース

ネット証券口座の相続手続きは、通常の相続手続きに準じて進める必要があり、複数の証券会社にまたがる場合は特に整理が煩雑になりがちです。行政書士へ相談することで、必要書類の整理や手続き全体の進め方についてサポートを受けることができます。

なお、相続登記に関する手続きは司法書士の業務範囲であり、相続人間で意見が対立する場合の代理交渉は弁護士の業務範囲となります。クロフネ行政書士事務所では、必要に応じて司法書士・弁護士とも連携しながらご案内しています。

よくある質問(FAQ)

ネット証券口座の存在はどうすれば分かりますか?

メールの取引報告や、確定申告関連の書類などから手がかりが見つかる場合があります。パソコンやスマホの中も確認してみましょう。

相続手続きにはどのような書類が必要ですか?

戸籍謄本や遺産分割協議書など、通常の相続手続きに準じた書類が必要になります。詳細は各証券会社の窓口でご確認ください。

口座の存在に後から気づいた場合はどうすればいいですか?

気づいた時点で、証券会社の相続手続き窓口に連絡し、必要な手続きを進めることになります。早めの対応をおすすめします。

複数の証券会社に口座がある場合はどうすればいいですか?

それぞれの証券会社ごとに手続きが必要になります。全体を整理する際は、行政書士への相談も選択肢の一つです。

生前にできる備えはありますか?

利用している証券口座の一覧を、デジタル資産の一覧表としてまとめておくことで、ご家族が把握しやすくなります。

まとめ

ネット証券口座は気づかれにくい相続財産の一つです。メールや書類から手がかりを探し、判明した時点で早めに証券会社の窓口へ連絡することが大切です。

デジタル遺品の整理や相続手続き全体について、クロフネ行政書士事務所が初回無料でご相談を承ります。

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深沢文敏・家族資産コンシェルジュ・行政書士・宅地建物取引士

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深沢 文敏

家族資産コンシェルジュ|行政書士(登録番号 第14130403号)・宅地建物取引士
クロフネ行政書士事務所 代表/さいたま市大宮区

📰 メディア掲載 50媒体超 📚 著書 3冊 🏠 郡山居住・不動産所有経験あり

一部上場企業を退職後、行政書士として独立。法務書類の作成権限を持つ行政書士と、不動産売買を媒介できる宅地建物取引士の両資格を保有。郡山市(開成・鶴見坦エリア)に居住し、マンションを所有していた経験から、地方都市の不動産が抱える課題を現場感覚で把握している。日本経済新聞・朝日新聞・NewsPicks・TBS NEWS DIGほか50媒体超に掲載。

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