家族が知らないサブスク一覧、生前にどう残しておくべきか

家族が知らないサブスク一覧、生前にどう残しておくべきか

「自分のサブスク、家族は把握しているだろうか」——気になった方はおそらく少なくないはずです。生前のうちにサブスク一覧を残しておくことは、家族への最大の気遣いの一つです。具体的な方法を整理します。

基本知識:サブスク一覧を残すことの重要性

Netflix・Amazon プライム・音楽配信・クラウドストレージ・新聞・雑誌・フィットネス……現代人は平均して複数のサブスクを契約しているとされています。しかし、それらをご家族が把握しているかどうかとなると、多くの場合は「知らない」のが実情です。

亡くなった後にサブスクが放置されると、解約されないまま引き落としが続いてしまいます。生前に一覧を残しておくだけで、家族の事後対応の負担を大きく減らすことができます。

具体的なトラブル事例(一般化した事例です)

ご家族が亡くなった後、どのサブスクに加入していたかが全く分からず、クレジットカードの明細を数ヶ月分さかのぼって調べる作業に多大な時間がかかったという相談があります。一覧が残っていれば数時間で済む作業が、数週間かかってしまうケースも見られます。

今すぐできる対処法

①現在加入しているサブスクを書き出す
スマホのアプリ一覧・クレジットカードの明細・メールの定期請求通知を確認し、加入しているサービスをすべて書き出します。

②「サービス名・月額・支払い方法・解約方法」を一覧表にまとめる
最低限この4項目を書いておくだけで、家族が解約手続きを進めやすくなります。

③エンディングノートまたはデジタル資産一覧表に記載する
書いた一覧を、エンディングノートの一部またはデジタル資産一覧表として、家族が見つけやすい場所に保管しておきます。

④定期的に見直す(年1回程度)
サブスクの内容は変わります。年に1回程度、見直し・更新する習慣をつけておきましょう。

専門家に相談すべきケース

デジタル資産一覧表をエンディングノートや遺言書と連動させて体系的に整理したい場合は、行政書士への相談が有効です。クロフネ行政書士事務所では、デジタル終活診断(初回無料)を通じてサブスク一覧の整理支援も行っています。

よくある質問(FAQ)

サブスク一覧表にパスワードも書いた方がいいですか?

パスワードそのものは書かず、「保管場所」を記載する方がセキュリティ上安全です。一覧表自体も、信頼できる家族が知っている場所に保管しておきましょう。

どこに保管すればいいですか?

エンディングノートと合わせて自宅の保管場所(金庫など)に保管する方法と、クラウドストレージに保存しアクセス方法だけを家族に伝える方法があります。

どのくらいの頻度で更新すればいいですか?

年に1回程度の見直しが目安です。新しいサービスを契約したタイミングでその都度追記する習慣をつけておくとより確実です。

行政書士に頼むと何が変わりますか?

見落としがちな項目の洗い出しや、エンディングノート・遺言書との連動設計など、専門家の視点でより実用的な一覧表を作成できます。

一覧表がなかった場合、家族はどうやって把握すればいいですか?

クレジットカードの明細・銀行口座の引き落とし履歴・スマホのアプリ一覧・受信メールを組み合わせて確認することで、加入サービスを洗い出すことができます。

まとめ

サブスク一覧を生前に残しておくことは、家族への大きな気遣いです。書き出す→一覧表にまとめる→定期的に更新する、というシンプルな習慣から始めましょう。

深沢文敏・行政書士

監修者情報

深沢 文敏(ふかさわ ふみとし)

クロフネ行政書士事務所 代表|行政書士登録番号 第14130403号|埼玉県行政書士会 会員

一部上場企業を退職後、行政書士として独立。内容証明郵便の作成支援において10年以上のキャリアを持ち、年間200件以上、累計数千件の相談に対応。相続・終活・デジタル終活分野にも精通し、スカイセブンモバイル大宮店・川越店との連携による「スマホよろず相談窓口」でシニア世代の支援にも力を入れている。日本経済新聞・朝日新聞・TBS NEWS DIGほか50媒体超への掲載実績、著書3冊。
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