親のスマホ、詐欺やサブスクが心配な方へ|安心点検で確認したい8項目

親のスマホ、詐欺やサブスクが心配な方へ|安心点検で確認したい8項目

「親のスマホに、詐欺アプリや知らないサブスクが入っていないか心配」「もし親に何かあったら、このスマホを家族は扱えるのだろうか」——そんな不安を感じたことはありませんか。自治体のスマホ教室はLINEや写真の使い方を教えてくれますが、今すでに入っているリスクを確認してはくれません。この記事では、「教室」ではなく「点検」という視点で、確認しておきたい8項目を紹介します。

スマホ教室と安心点検は目的が違う

自治体や携帯ショップが開催するスマホ教室は、これから使い方を覚えるための場です。一方で、多くのご家庭が本当に不安に感じているのは「今すでにスマホの中に何が入っているか分からない」ことです。使い方ではなく、現状の点検が必要とされています。

安心点検で確認したい8項目

  1. 詐欺SMS・迷惑メールが届いていないか――「還付金があります」「荷物が届きません」といった不審なメッセージの有無を確認します。
  2. 身に覚えのないアプリが入っていないか――ホーム画面とアプリ一覧を一緒に見て、使っていないアプリがあれば削除を検討します。
  3. OSが最新の状態に更新されているか――古いOSのままだとセキュリティ上の弱点が残りやすくなります。
  4. 緊急連絡先が正しく登録されているか――家族の連絡先が最新かどうかを確認します。
  5. Apple ID・Googleアカウントのパスワードを、家族の誰かが把握しているか――パスワードそのものでなく、「どのアカウントを使っているか」の把握が目的です。
  6. 写真が自動でバックアップされているか――機種変更やトラブル時に、写真が消えてしまうリスクを減らせます。
  7. 有料アプリ・サブスクリプションに何が登録されているか――知らないうちに毎月引き落とされている契約がないかを確認します。
  8. もし入院・入所したら、このスマホを家族が扱えるか――ロック解除方法を、本人以外の誰かが把握しているかを最終確認します。

Q. スマホ教室と安心点検は何が違いますか?

A. スマホ教室はLINEや写真の撮り方など「使い方」を教えるものです。安心点検は、詐欺アプリの有無やサブスクの棚卸しなど「今のリスクを確認する」ことが目的で、性質が異なります。

パスワードは今すぐ聞き出さなくていい

点検というと「パスワードを全部聞き出さなければ」と身構えてしまいがちですが、その必要はありません。大切なのは、パスワードそのものではなく「何のサービスを、どのアカウントで使っているか」を家族が把握しておくことです。これだけでも、将来いざという時の負担は大きく変わります。

Q. 親のスマホのパスワードを無理に聞き出すべきですか?

A. パスワードそのものを今すぐ共有する必要はありません。まずは「何のサービスを使っているか」を家族が把握しておくだけでも、将来の負担は大きく変わります。

点検のタイミングは「今」

スマホの点検も、実家の空き家対策と同じで、本人が元気に操作できるうちにしかできません。判断能力が低下したり、体調を崩して入院したりしてからでは、ロック解除自体が難しくなり、写真も連絡先もサブスクの契約状況も、誰にも分からないまま残されてしまいます。

まとめ

  • 安心点検は「使い方を学ぶ」教室ではなく、「今のリスクを確認する」ことが目的
  • 詐欺SMS・不審アプリ・サブスクの棚卸しは、まず本人と一緒に確認するだけで十分
  • パスワードは無理に聞き出さず、「何を使っているか」の把握を優先する
  • 点検も実家対策と同じく、元気なうちにしかできない

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※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法的判断を保証するものではありません。
行政書士・宅地建物取引士 深沢文敏(登録番号 第14130403号)監修

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深沢文敏・行政書士

監修者情報

深沢 文敏(ふかさわ ふみとし)

クロフネ行政書士事務所 代表|行政書士登録番号 第14130403号|埼玉県行政書士会 会員

一部上場企業を退職後、行政書士として独立。内容証明郵便の作成支援において10年以上のキャリアを持ち、年間200件以上、累計数千件の相談に対応。相続・終活・デジタル終活分野にも精通し、スカイセブンモバイル大宮店・川越店との連携による「スマホよろず相談窓口」でシニア世代の支援にも力を入れている。日本経済新聞・朝日新聞・TBS NEWS DIGほか50媒体超への掲載実績、著書3冊。
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